最近また雪が降ったようで、林道にはまた雪が積もって辺りも冬に逆戻りしたような景色になっていました。しかしながら、鳥たちはもう春を告げるように方々で美しい声を響かせていました。特にミソサザイの大きな声がたくさん聞こえましたね。 前回見かけたヤマドリをなんとか撮影したいと思い、夜中に到着し日の出直後から林道に入りました。駐車スペースには車が1台も停まっていませんでしたし、雪には動物の足跡以外なかったため、そっと音を立てないよう慎重にヤマドリ出現ポイントへ近づきます。すると少し手前で大声で唄ったり口笛を吹きながらこちらへ向かってくる人に出会いました。いったいどこから登ってきたのでしょう? あーこれじゃ台無しだよと思いながらも先へ進むと、案の定ヤマドリどころか、まったく鳥の声さえしていません。みんな逃げちゃったのでしょうね。 しかたなく、前回雪が深くて行かなかった最深部へと進んでみました。ラッセルというほどではないものの、膝下まで雪が積もっている箇所もあり、雪山を進んでいる気分ですね。ここには足跡が無かったため、先ほどの人は違う道から登ってきたのでしょう。そして、鳥もいっぱいいました。特にアカゲラとオオアカゲラをこんなにたくさん見たのは初めてです。さらにオスのルリビタキが美しい声で囀っているのも目撃。今シーズンは公園でもよく見かけましたが、やはり山で出逢うと感動しますね。ところが、後ろから何やら大音量で聞き覚えが無い囀り声が聞こえてきて嫌な予感がしました。そうです。先ほどすれ違った人が引き返してきて、録音した鳥の声を大音量で流しながらあとをつけてきたのですね(^^; もうダメだと思い、終点目前で引き返し戻りました。。。
🌟はライファー、数字は個体数
あなたもZooPickerで野鳥観察を記録してみませんか?