7月18日に宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を見ました。 この映画では、アオサギ、ペリカン、オウムなどの鳥がかなり重要な役を担っていますが、鍵になるのがアオサギ。 映画の中のアオサギは、まっすぐで純朴な性格の主人公(眞人:まひと)に、ドロドロとした大人の世界の汚さ、社会の闇の部分などをマンツーマンで教えていく「汚れ役」です。 上映時間は124分。自我の芽生え、少年時代特有の母性へのあこがれ、いじめ、社会の成熟、軍隊的階級組織、反戦などいろいろなテーマを問題提起していますが、冗長なストーリー展開はなく、最初から最後までテンポよく楽しめる映画でした。バーダーなら必見(かも)!