2021年4月10日(土)
春日山原始林の野鳥観察記録

桜も散り始め、 そろそろ、春日原始林にも夏鳥がやってくる頃になりました。 今日の目的は、夏鳥、オオルリとキビタキの姿を観察すること。 バスで、春日大社までむかい、上の禰宜道を通って 春日山遊歩道、南入り口からスタート。 上の禰宜道では、まず真っ青なルリビタキとクロジを観察。なかなかの好スタートに今日は期待が高まります。 春日原始林に入り、五色の紅葉を通り過ぎ、暫く歩くと、沢山のイカルの鳴き声が。 姿が見えたのは数匹でしたが、かなりの数がいたようです。 妙見宮あたりまでは、いつもお馴染みのヤマガラやシジュウカラ、コゲラ、エナガたちが。 他に、クロジの姿もちらほら、観察できました。 三本杉跡を過ぎ、しばらくしてオオルリの美しい鳴き声が♪ 鳴き声を頼りに、なんとか姿を見つけましたが、 原始林の野鳥たちは、動きが本当に素早くて…。 証拠写真と言える程度のものしか、なかなか撮れなくて、いつもホントに苦労します? そのあと、首切り地蔵少し手前の、もみじの木にキビタキの雄を発見。 やっぱり、鮮やかな黄色と黒のコントラストが可愛いですね。 残念ながら、今日は、雌は観察できず。 雄の人気が高いキビタキですが、あなちゃんは、素朴で地味な、 雌に、愛くるしさを感じます。 首切り地蔵で、昼食とトイレタイム。春日原始林はトイレが少ないのが、難点ですね‥。 そのあと、鶯の滝までは、ほとんど鳥の姿はなく、手前の、大原橋でキバシリを発見。 くるくると、アッという間に木を登っていってしまいました。 大原橋以外でも、2か所でキバシリがいました。キバシリ多いなー。 鶯の滝で、おやつを食べながら珈琲タイム。 その後Ｕターンして、首切り地蔵経由で戻ることに。 帰りは、芳山交番所を過ぎたあたりでクロジが見れたくらい。 やっぱり、勝負は午前中のようですね。 写真は、満足のいくものではありませんでしたが、 今期、初チャレンジで、オオルリ、キビタキが観察出来たし、今日は大満足だねー。 と、話しながらバスを待っていると、春日大社駐車場に鳴り響く、ゲラのドラミング音。 最後の最後で、アオゲラも見ることができました。 30540歩、今日も、本当によく歩きました。 祝、夏鳥到来、今年も大好きなオオルリと沢山出会えますように☆