2021年5月15日(土)
奥日光の野鳥観察記録

千手ヶ浜周辺のガイドツアー前後3日間の記録。ツアーでは絶滅危惧種ヤシャビシャクの花を紹介頂いた。 14日晴、小田代原～戦場ケ原。フクロウの声。当地のモズはお手本が良いのか物真似が上手だ。ニュウナイスズメの交尾を見た。3~4秒×9回繰返した後、飛んだ雌を雄が追う。 ホテル前に大木があり鳥に人気。キセキレイが朝夕ずっと縄張りを主張していてうるさい。ホオジロ、カラ類、ムシクイも来ていた。 15日曇千手ヶ浜ツアー。オオルリを見た。メボソムシクイの声を教わる。声の主が分かると急に聞き分けられるようになるから不思議だ。囀り飛翔するビンズイ。コルリは声だけで私は聞けなかった。こちらでは珍しいメジロもいたそうだ。 ツアー前、朝の戦場ケ原はオオジシギが沢山飛んで賑やか。 16日曇時々雨赤沼～竜頭の滝～小田代歩道～バスで千手ヶ浜。バス停周辺で前日声のみ確認したミソサザイを見に行った。 カラマツ林でコサメビタキの夫婦がけたたましく鳴き、凄い剣幕でカケスに体当たりしていた。巣があるらしい。しぶといカケス2羽。なんとか追い払ったが、下から人間まで見ていたとあっては巣を放棄してしまうかもしれない。 ビンズイの交尾も見た。飛び去る雌に雄はまっしぐら、人間など目に入らないかのように2羽で鼻先を掠めて飛んで行った。 ノスリがしきりに鳴いており、見ると「貴婦人」の白樺に2羽止まっている。下方近くの木にカラスがいて追い払おうとしていた。ノスリはカラスが苦手？ カワガラス、キバシリ、アカハラ初見。ミソサザイも観察できた。熱心に羽繕いして、合間に思い出したように鳴いている。 昨日のオオジシギは1羽も居らず。昨日まで聞かれなかったカッコウがあちこちで鳴いていた。国道沿いのヤナギにキレンジャク30羽程、花を食べていた。バスが通ると驚いて飛び立った。