初めての訪問。7:40~11:40、4時間の探鳥。 7:40到着時点で、中央口駐車場は閉まっていて、トンネル手前の第2駐車場に駐車。看板には12月~2月は8:30~17:00と書かれていましたが、既に開いていました。 駐車場のある谷間は、この時間、背後の山で陽の光が届かず全面的に日陰。駐車場で車を降りるや、駐車場東側の山の斜面からルリビタキの鳴き声がして、幸先が良い感じ。ちょっと遠くて高そうなので、後ろ髪を引かれつつ、公園へ出発。 有名な探鳥スポットで賑わっているかと思いきや、最初、私以外にカメラマンは全くおらず、帰りがけになってやっと、他に2人と1組が間をおいてまばらにいただけです。 案内図を見ると、あまりに広大な公園で、どこを廻ると良いのか皆目見当がつかないので、とりあえず、シンボルのアーチ橋「森のかけはし」を南側から渡って、公園の北半分側を順光方向に北進。 「もりの道」を歩いて、管理事務所のある谷を見下ろしながら徐々に高度を上げていきます。途中、右、谷側の小さな杉林で枝に止まったカケスを目線で撮影。左側斜面には、低木と地面の間を往復しているジョウビタキが藪の隙間から見えた。斜面の樹上にはツグミ、そこらじゅうでシロハラの声もします。茂みという茂みからは地鳴きが聞こえ、とにかく鳥が多そう。イカルの囀りも聞こえ、遠く公園南半分側からはアオバトの鳴き声も。 「野外ステージ」を越えてさらに階段を上がると、ルリビタキ♂が低木の枝から枝に舞っていましたが、すぐに飛び去り撮影できず。近くでジョウビタキ♂も発見。 ここから「尾根のさんぽ道」を歩いてさらに北側のエリアを目指すかどうか迷いましたが、あまりに広いし、今、登ってきた谷で十分鳥影が濃いので、今日はこの谷一帯に専念することに。「野外ステージ」西側の藪から再びジョウビタキ♂が現れると、いつの間にか、すぐ近くにもう1羽の♂。1羽が広場の中の木に移動すると、もう1羽も続き、同じ木の近い枝にジョウビタキ♂が2羽、喧嘩もせずにツーショット。モズも飛んでいました。しばらくジョウビタキを撮ってから来た道を戻って、今度は谷底のエリアへ。 谷底の管理事務所を過ぎて「せせらぎ広場」へ。池から周辺の木枝へとカワセミが飛び回り、水面から顔を出す岩から岩へと渡り歩くキセキレイ。東側斜面ではシロハラがガサゴソ、ときどき樹上へ。「寸草亭」の奥、突き当りの斜面の枯れ藪ではアオジが3羽、ときどき表に出てきてくれます。ルリビタキ♀もいて、写真を撮らせて貰いました。その後、高い樹上に移ってしまった時には、近くの枝に、つがいらしきルリビタキ♂もいましたが、こちらは残念ながら、証拠写真しか撮れない高さと逆光。 この公園はルリビタキもあちこちにいそうな感じですが、何せエリアが広大で、山の斜面で移動も疲れるし追跡しにくいので、歩き回ったり何度か訪れたりして、近くに出くわすチャンスを伺うほうが良さそうだな、と思ってしまいます。 珍しい鳥にこだわらなければ、管理事務所のある谷底の「せせらぎ広場」周辺だけでも、効率よくたくさんの鳥に出会えます(今日は、シロハラ、ツグミ、カワセミ、キセキレイ、ジョウビタキ、ルリビタキ、アオジ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ)。なお、池は日本庭園風の、底まで透き通る小さく浅い池で、水鳥は全くいませんでした(魚もいなさそうに見えるけど、カワセミが来るならいるのかな?)。 ※「観察した野鳥」以外で、鳴き声を聞いただけのもの アオバト、イカル <参考:園内の通行止め情報> ・沢のさんぽ道:落石のおそれ ・せせらぎ広場奥~野外ステージへの登り道(マップ39番~37番):倒木 ・せせらぎ広場奥~いこいの丘への登り道(マップ39番~38番)
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