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2021年5月22日(土) - 2021年5月23日(日)
大洗苫小牧航路2021年5月

主にミズナギドリ類の基本種を勉強しようと海鳥図鑑著者も乗船するツアー会社主催の大苫航路へ。5月大苫は初。 この時期はいつも見られるオオミズナギドリの他に、(多い順で)ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリといった黒いミズナギドリ3種が比較的よく見られます。アカアシは翼下面まで黒く、嘴の色も違うのでそれなりの距離でちゃんと観察できれば識別は比較的容易ですが、ハイイロとハシボソが難しい。翼下面の白さで見当をつけますが、それだけで判断はできないようなので、今回たくさん見たけどまだまだ分からないことだらけ。少し撮った写真と図鑑とをにらめっこしようかと思います。 また、5月は海鳥の北上シーズンとのことで、アホウドリ類は八丈島航路では見られる数が減る時期ですが大苫航路ではそれなりに見られます。特に今回はコアホウドリの出が凄まじく、往路は朝5時半頃から夕方18時頃まで観察中はずっと出現し続けていました。よく乗る人でも「ここまで出るのは初めて」とのことで当たり日だったようです。ちゃんと数えてないですが、体感的にはコアホウ300、クロアシアホウ150ぐらいは見たような。自分で見えてないやつもいっぱいいるはずなんでこの倍ぐらいはいそう。数えてないですが。 さらにトウゾクカモメ類もちらほら見ることができ、去年10月11月に乗ったとき以上に堪能できました。それにしてもトウゾク系はカッコイイですね。このために船に乗っているようなもの。特に復路でクロトウしっかり見れたのが今回の航路では一番嬉しかった。 オオトウゾクカモメは去年7月に乗ったときにまさかの空振りだったので今回ライファーでした。 シロエリオオハムは夏羽になっており、鮮やか。冬羽とは別種のような色合いですね。ヒレアシシギも夏羽なので遠目にも識別しやすい。 ウミスズメ類も少し出たようだけど自分でハッキリ見れたのは復路のハシブトウミガラスのみ。冬の鳥も少し残っているという感じか。 なお、カメラの防水はいつも通りやっていたものの、やり方が甘かったからか往路の午前中に雨水がレンズに入ったようでレンズ内側が完全に結露で水滴だらけになりファインダーをのぞいても真っ白に。それで撮影不能になってしまい、その後ほとんど双眼鏡で見るのみでした。今回から導入した10倍の防振双眼鏡はよく見えるので、見るだけであっても結構楽しめましたが、撮影できた方がより楽しいですし、今後は積極的に雨に濡れにいくのは控えよう…(^o^;) 一応レンズは家に戻ってから一晩で結露は取れたけど水滴の痕跡が…近々メンテに出そうかな。

遠征の最終成果

2021年5月22日(土) - 2021年5月23日(日)の間で合計2日探鳥しました

観察した野鳥: 23 種類
ライファー: 4 種類
固有種: 0 種類

2021年5月22日(土)の成果

観察した野鳥: 20 種類
ライファー: 4 種類
固有種: 0 種類

2021年5月23日(日)の成果

観察した野鳥: 16 種類
ライファー: 0 種類
固有種: 0 種類