土留木川河口から西知多産業道路で南下。東海市大田町にある「天宝ポンプ場」が天宝川河口です。とはいっても天宝川はすでに十年くらい前に埋め立てられ,残るはこの河口部分とその北側に広がる水域のみで,厳密には「旧天宝川河口」とでもいうべき場所です。しかも,河口自体もここから道路をくぐって大田川につながるという,厳密には河口ですらありません。しかし,潮の干満の影響を受け,干潮時には水域全体が干潟になります。工場や自動車の騒音があり,水質も決してきれいではないこのいつ埋め立てられるかわからない干潟と周辺の草地には結構な種類の野鳥が来ます。 干潟:サギ類,マガモ,カルガモ,コガモ,イソシギ,ハマシギ,セイタカシギ,ハクセキレイ 草地:ヒヨドリ,メジロ,ウグイス,アオジ,カワラバト,キジバト,カラス類,ツバメ,ムクドリ,トビ すぐ近くでは大規模な開発が始まっていますが,今のところここの埋立は予定されていないようなので,定期的に観察しようと思います。
🌟はライファー、数字は個体数
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