平磯海岸を経てオオヒシクイのいる稲敷市の稲波干拓に着いたのが11時頃。オオヒシクイの保護地区という看板は見つけたものの、どこにいるのやらまったく分からず、車を停めてウロウロと歩き回ること1時間。車へ戻りネットでまた調べ直し、観察小屋があることを知り、とりあえずそこへ向かいました。 観察小屋には管理人らしき人がいて、いろいろ教えてくれました。話している最中、ヘリコプターが上空を通過すると、驚いたオオヒシクイたちが急に飛び上がりました。「あー!あそこにいる」と、管理人は急に数を数えだし、「今日は朝120羽ぐらいいたんだけどね」「今は30羽ぐらいしかいないよ」と言い、指さしてくれた方向をとりあえず撮影。なんとか着地前のオオヒシクイを2,3羽撮れましたが、その後はもうまったく見えず。単眼のフィールドスコープを見せてもらいやっと1羽かすかに見える程度。カメラのレンズではまったく見えません。 1時間ぐらい粘りましたが、その後まったく飛び立つことはなく、あきらめて休耕田にいたタゲリを撮っていました。帰り際、もしやと思い、保護地区の反対側の道路から民家の隙間越しに探すと、先ほどよりは少し近くに集団が見えました。 14時頃、野鳥撮影仲間が稲敷に来ているというので、せっかくだし会って帰ろうと妙岐の鼻へ向かうと、そこには三脚を構えたカメラマン達がズラリと並んでいました。30人ぐらいはいたでしょうか。聞くと、ここにハイイロチュウヒが来るのだとか。その間にも、チュウヒが3羽辺りを飛び回っていました。 そして10分も経たないうちに、タイミング良くハイチュウがやってきました!慌てて手持ちで連写しまくり、なんとか数枚は手応えがありました。思わぬ収穫です。 16時頃にはもうシャッタースピードに限界を感じ撮影を終えましたが、鳥仲間さんの話によると、その後も17頃まで何度もやってきてみなさんを楽しませてくれたそうです。
🌟 means your lifer, number means population.
Would you like to write checklists too?