20231217 神奈川県平塚市岡崎〜北豊田の耕地に行ってきました。 タゲリが諦めきれず、通称「平塚田んぼ」へ初めて行ってきました。 駅からバスで十数分。新幹線の線路沿いに広大な田園地帯が広がっています。 鳥は人がいないところにいるだろうという判断から、朝から5時間以上線路沿いの田んぼを徘徊。 猛禽や草原の鳥はたくさんいますが、タゲリは見つかりません。 前日の下矢切耕地に続いて、2日連続で振られたか…と、半ば諦めつつ、幹線道路沿いのコンビニへ。 すると、ムクドリの大群に混じって、大きな黒い鳥の群れが! 交通量の多い交差点にあるガソリンスタンドの裏の小さな休耕田に十数羽のタゲリが降り立ちました。 幹線道路沿いかつ住宅地の間の狭い耕地です。人も車もすぐ横をガンガン通っていきます。 ここには来ないよな?と真っ先にスルーするような場所です。 渋滞の車から奇異の目で見られながら、道端にしゃがみこんで一人で撮影していると、好奇心の強い幼鳥は逃げるどころかこちらに寄ってくるほどでした。 他のポイントで見るタゲリはもっと警戒心が強いような気がします。 このポイントは耕地の中に牛舎がいくつかあって、牛のエサのこぼれを狙うハトやムクドリ等が大群でいます。 それを狙って、オオタカやハイタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ等の猛禽類もたくさん見ることが出来ました。 タゲリは逆に人間の近くにいることで猛禽から身を守っているのかもしれません。 そんな感じでGS裏で小一時間餌をあさって、夕暮れ前にねぐらへ飛び去ってゆきました。 粘ってよかったなぁ…と思いつつ、帰りのバスに乗るため住宅地の間の細い道を歩いていると、ニャーニャーとあの鳴き声が。 道沿いのサラダ菜?の小さな畑に先程のタゲリの群れが降りていました。 日没までしばらく見ていましたが、「ここをキャンプ地とする!」という感じで完全にくつろいでいました。ここがねぐらのようです。 しかし本当に民家のすぐ裏で、こちらに住まれる方は朝夕ねぐら出入りでタゲリ見放題か!とちょっと羨ましかったです。
🌟はライファー、数字は個体数
あなたもZooPickerで野鳥観察を記録してみませんか?