初めての訪問。だだっ広い平地のど真ん中に人工的に造成した開放的な公園に野鳥がいるのかな?という先入観とは打って変わって、なかなか野鳥豊かな公園でした。中島もある池沼、湿地・葦原、盛り土的な低い丘の「里山」とその斜面林。人工とは言え、なるほど野鳥が好みそうな環境だな、と感心しました。 水辺ゾーン東側の園路は、現在、「鳥獣保護区域」とのことで、立ち入り禁止になっています。いかにも野鳥がいそうな雰囲気の場所なので、残念。園内には散歩、ウォーキング・ランニング、スポーツ等する人々が多く、野鳥も公園らしい人馴れ感があります。 私は水鳥はパスなので、基本、「里山」の斜面林や池周辺の葦原で探鳥。1月5日、一応、平日ですが、時間とともに、ニシオジロビタキ目当てのカメラマンが続々と集まって来ました。ニシオジロビタキを遠巻きに囲んで、鳥と一緒に集団も移動。ほとんどの人が、それなりに鳥から距離を置いて、丁度よいところに鳥が出てきてくれるのを待つスタイルの中、一人だけズンズン前に出て、三脚を持って至近距離で鳥を追いかけまわすカメラマンがひんしゅくを買っていたり、私が撮影している最中でもお構いなしに目の前を横切って良い場所に移動しようとする人がいたりと、こういう環境では気分よく撮影もできないし、鳥も災難ですね。やはり、カメラマンの少ない場所や穴場を探して探鳥するほうが、ハズレも多いけど、こういうことで気分を害することなく、健康的な気持ちで探鳥できるな、とつくづく思い知らされました。 それにしても、他に珍しい鳥はいない中、なぜニシオジロビタキはこの公園を選んでやってくるんだろう、と不思議です。
🌟はライファー、数字は個体数
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