朝6時〜9時まで登山しながらというハードな探鳥でしたが、どうしてもこの時期の様子を見ておきたくて行ってきました。 天気予報も9時から雨とのことで、夜中の1時半ごろ「道の駅甲斐大和」に駐車して車中泊し、4時半起きで5時出発。 5時40分ごろ湯ノ沢峠駐車場に着きましたが、またもやすごい霧で(今年は霧ばかりです)、しばらく他の登山者と話をしながら様子を見ていました。 雨の時間も迫ってくるため、6時ごろから登山開始。入口付近、まったく鳥がいないのではと思うほど静まり返っていましたが、湯ノ沢峠のあたりの低木でアカゲラを発見!それを撮影していると、ルリビタキのチビちゃんが、ちょこんと横のロープに留まりました。しかし、両方とも霧で真っ白です(^^; その後もアカゲラは方々にいて、今日はアカゲラ祭りでした(ほとんど真っ白です)。 峠を抜け、大蔵高丸の急坂に入ったところで、雨がポツポツと落ちてきて引き返そうかと迷いましたが、後ろから来た人がそのまま追い抜いていったため、負けじと後を追います(張り合ってもしょうがないのに・・・) 山頂に出ると雲が切れ、富士山は見えないものの、雲海と山並みの風景が広がっていました。これを見たのも久しぶりです。 そういえば昨年のこの時期、山頂にはノビタキやエゾビタキ、アカウソ、アマツバメ、アオバトなどがいたなと思い出し、しばらく休憩していると、ルリビタキのメスと若鳥が一緒に目の前の木に留まりました。しかし、その後、また霧雨が降ってきたため、その先へは行かずに引っ返すことにします。 帰路にもルリビタキの幼鳥がヒーヒー鳴きながら、登山道脇に出てきていました。この時期はよく見かけますね。 駐車場まで戻ってくると、裏で地鳴きが聞こえていたため、ウグイスかソウシチョウだなと、カメラを持ってまた見に行きました。 奥まで追っていくと、ミソサザイの幼鳥と、まさかのコマドリ若まで出てきました。 まだいたのですね!2種共、もうすっかり大きくなって成鳥と変わらぬ体格でしたが、うまく囀れないようで、変な声で鳴いていました。動画で撮りたかったのですが雨で断念。 この山も昨年のこの時期より暖かいようで、紅葉もまだまだですね。森も夏鳥たちが抜け、ソウシチョウの声だけが高らかに聞こえるだけで静まり返っています。冬鳥が入ってくるのはもう少し先のようです
🌟はライファー、数字は個体数
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