最初にお断りしておきますが、多摩川トライアングルと呼んでいる観察地は、その辺り一帯の広範囲を含んでいます。だいたい五日市線〜中央線の間の多摩川沿いです。 中でも、いつも重点的に探鳥しているのは、拝島水道橋付近〜くじら運動公園付近です。 今回、この周辺にレンジャクの群れが現れたという報告を地元に住む同窓生バーダーから聞き、朝イチで出かけました。 6時半に現地到着。レンジャクが出ているというポイントもあらかじめ調べてもらっていたため、まずはそこへ直行。まったく鳥の気配はなく、当然レンジャクたちの姿もありません。他の出没地点を見ても、だいたい8時ごろから出てくるパターンが多いので、一旦くじら運動公園の無料駐車場に車を停め(3月〜11月の土日祝は朝5時40分から開いています)、川沿い周辺を探鳥。アオジ、オオカワラヒワ、シメ、ミサゴ、ノスリなどを発見。このあたりはガビチョウも多く、夏期にはカオグロガビチョウが現れることもあります。 8時頃、車で福生南公園へ移動して一番奥の砂利の駐車場へ停め(こちらは8時30分オープン)、土手沿いに拝島水道橋方面へ歩いていると、ちょうどレンジャクたちが飛んでくるのが見えました。撮影ポイントへ急行すると、すでに5〜6人のカメラマンが水溜まりの前で待ち構えていました。レンジャクたちはしばらく下に降りてヤブランの実を食べた後、一度水たまりの横にある木に飛び移り、続々と水溜まりへ降下。かなり近い!!そして待ちに待ったキレンジャクの登場。気づくとカメラマンが後ろに15人ぐらいいました(^^; ここの混群は、1/4ぐらいがキレンジャクで、比較的撮るチャンスは多そうです。 1時間ぐらいすると、後から駆けつけたカメラマンも含め20人ぐらいに増え、レンジャクたちもたまらずに移動。それでもみんなで追いかけるため、警戒してなかなか降りてこなくなりました。そして昼頃、とうとう群れ全体で他の地域へと飛び去っていきました。 その後、夕方まで戻らないだろうと予想して、車で15分くらい離れた場所にいいるトラフズクの様子を見に行ってみました。いました、いました、2羽に減っていましたが、1羽は丸見えの場所に!しかも目を開けています。しばらくその周辺にいたカメラマンたちと談笑しながら、小一時間経った後、また元のレンジャクポイントへ向かうと、群れは戻って来ていました。その後、水を飲みに来るのを捉えようと川の側で待ちますが、いっこうに向かってくる様子はなく、日が傾いてきたため諦めて帰りました。 尚、現在、福生南公演のトイレは工事中で、奥の野球場にある仮設トイレしか使えませんのでご注意ください。
🌟はライファー、数字は個体数
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