約2カ月振りの訪問。9時半過ぎから小雨が降り始め、後半は傘差し鳥見。風は弱かったが身体の芯まで冷えた。 もう帰ろうと、オオタカを探す事も周りの鳥からも気が逸れた刹那、2羽の猛禽とカラスが縺れるように急降下。鳥を掴み取った体上面の褐色味が強い個体が先の背の高い草叢に飛び込んだ。目前数秒の出来事だった。カラス数羽が近くの梢に留まって鳴き騒ぐ。もう一羽の体上面が青灰色の個体は隣りの木に背を向けて留まり、顔だけ草叢に向けている。立派なオオタカだった。 どうなるか固唾を飲んでいると、草に沈んでいた個体が一度だけ鋭くジャンプ。地面を強く踏むようにその場に着地したので、多分息の根を止めるため? 暫くするとムクドリ〜ハト大の地味な羽色の鳥を掴んで更に向こうの林に低く飛び去った。間髪入れずに青灰色の個体とカラスも追従して姿を消した。 それ以上観察するのは避けた。 目当ての鳥たちにほぼ会えた嬉しい記憶も、この出来事で吹き飛んだ感がある。 2羽の猛禽はオオタカ、青灰色の個体が雄、褐色味の強い個体が雌、もしや番ではないかと見立てた。(尾羽に横縞があるのと色味からノスリではない。互いの大きさからみてハイタカでもなかったと思う) カラスを邪魔するように雄が飛んでいたと自分には見えた。 さすが猛禽、それとも小雨のせい?羽音が全く聴こえなかった。 迷子避け備忘録 小合溜↔︎水辺ゾーン↔︎メタセコイアの森↔︎バードサンクチュアリ、Uターン 今回、水元大橋は越えず
🌟はライファー、数字は個体数
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