2020年12月12日(土)
明治神宮の野鳥観察記録

ルリビタキ（オス）と出会えることを期待して、北池から観察を開始。 北池の橋のたもとでは本日も、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロがたくさん迎えてくれて さいさきのよいスタートとなりました。 現在は水がほとんどなくなっている北池ですが、ほんの少しだけ残った水溜りにアオサギがやってきて おりました。 広場の大きな木の上には、ツグミ、ヒヨドリ、キジバト、ハシブトカラスが留まっておりました。 本殿方向への砂利道を進みます。たまたま見上げた木の上の方に、なんだか尾っぽの長い鳥が数羽。 オナガ？なのかとカメラを向けると、ワカケホンセイインコでした。 双眼鏡でバードウオッチングをされていた方もそれに気づかれて確認されておりました。 入り口にもたくさんいたそうで、「今日はどうなっているのだろう？どこから来たんだろう」と 不思議そうにされていました。どうやら明治神宮ではめずらしい子のようですね。 御苑へと場所を移しました。 ルリビタキが過去に撮影された情報を事前に確認しつつ、行ってみましたが当然ながらすぐに 出会うことはできず。清正井あたりへと進みました。 ここで、御苑の撮影を長年されている方にルリビタキと出会える可能性のある場所を 一緒に歩きながら教えていただきました。 つつじ山から南池へ下る道で、「声が聞こえる！」ということで立ち止まります。 まわりでは、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、アオジたちの声が賑やかに聞こえています。 この中からルリビタキの地鳴きを聞き分けることはかなり難しかったです。 （ちなみに、次の日にようやくなんとかなりそうな実感をつかむ） おもむろに、近くの枝に飛び移ってきた、うすいブラウンの一羽の鳥。 ルリビタキ　メス　でした。　わたくしはシャッターを押すことさえもできませんでしたが ご指導いただいておりました先生は、何枚か撮ることができ、見せていただきました。 ルリビタキ、いるんだな。という実感が湧き、来たるべきルリビタキ　オスとの出会いに 期待をしました。 その後もいくつかの撮影ポイントを丁寧に教えていただきました。 やはり現場を熟知されている方に教えてもらえると、鳥と出会える確率が格段に 上がるなと感じました。 教えていただいた内容を忘れないよう、再度教えていただいた場所に行き 耳を澄ませて本日の観察は終了としました。 また明日にでも再挑戦をしたいと思います。