今回は「ことりストの会」第2回目の探鳥会として、メンバーたちと3人で一緒に行ってきました。 朝からすごい霧で、5m先は真っ白という状況の中、6時頃から探鳥開始。行く途中の林道にもコルリやオオルリ、アオゲラ、イカル、ホトトギス(今季初)などがいましたが、下の方の木々はだいぶ緑が深くなってきて探すのが困難になってきましたね。こんな霧では山頂方面へ向かってもダメだろうと、到着後まずは登山道の入口付近で探鳥。最初に出てきたのは連休中に入ってきたと思われるソウシチョウ。ウグイスとコルリのいる薮はほぼ制圧。あちらこちらからあの大きな声が聞こえていました。追いやられたウグイスとコルリはかなり奥にいました。 その後も霧は晴れず、いったん駐車場に戻ってから、コマドリのいる沢へ向かいました。こちらもすごい霧で静まり返っています。もう囀らなくなっているだろうなと思いながらも少し待っていると、なんと遠くからコマちゃんの声が聞こえてきました!この山にいるコマちゃんたちは、ほぼカップルが成立して囀らなくなっていますが、後から入ってきたオスなのか、モテないオスたちなのか、まだ1羽のメスをめぐってオス2羽で争っているようでした。 一応コマちゃんの囀りも撮れて満足したため、他のポイントにもコマちゃんたちがいるかもしれないと行ってみましたが、まったく姿はなく、やはりもう巣営も終わって静かになってしまったようです。こうなるともうどこにいるのか分かりません。ただ、ほとんど警戒心のないミソサザイがかなり近くまで来てくれて、目の前で囀ってくれました。 帰路、標高の低いところでまだコルリの声がいっぱい聞こえていたため、車を停めてしばらく3人で粘ってしばらく探しまくりましたが、見つけられず断念。その間、カッコウが目の前を通過していきました。 ここの夏鳥たちはほぼ役者が揃いましたね。
🌟はライファー、数字は個体数
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