オナガガモ×ヒドリガモ雄(推定)
嘴は一見ヒドリガモのように見えるが、より長く上部に黒線が入る。頭部はクリーム色で美しい緑色の帯があり、喉の黒色と嘴基部の黒斑はオナガガモ由来と考えられる。
胸の赤味はヒドリガモの特徴。肩羽、雨覆、三列風切は両種のちょうど中間。
正面
喉は広く黒色で、鈍い緑光沢がある。嘴の上部に黒線があり、基部で分かれる。
眼の後方に淡い縦線が入るが、これはカモの雑種によく見られる特徴である。頭頂は赤味がある茶色で、両種の中間的。境界は白っぽい。
両種の腰、尾の写真を探すのが面倒だったのでここの特徴は割愛。中央尾羽を除けばオナガガモに近い気がする。三列風切の羽縁は、両種の中間的な広さ。
上面①
大雨覆先端に橙色の帯があり、この個体が純粋なヒドリガモでもアメリカヒドリでもこの2種の雑種でもないことを示唆している。この橙の帯に黒色があるのは、ヒドリガモによるもの。
上面②
雨覆は薄い灰色で、真っ白なヒドリガモと濃い灰色のオナガガモとの中間的な特徴。
下面①
腋羽に斑がある。
下面②
10:05〜15:45 オナガヒドリをちゃんと撮っておきたくて再訪。
🌟はライファー、数字は個体数
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